自己コントロール スケジュール表 1

我が家の「書斎」部屋には、私が実家から持ち込んだ「デスク」があり、引き出しには色々古いものが入ったままになっている。デスクといいつつ物置き兼物入れになっていて、書き物をするために前に座るというようなことはできない状態。その引き出しの奥に、もう使わないような、学生時代の雑誌記事の切り抜きファイルがあったので、ざっくり中身を見ながら捨てていたら、雑誌「マイバースデイ」昭和60年2月号のとある1ページの切り抜きが出てきた。*1

「自己コントロール スケジュール表」と題されたこの1枚の表には、悩みや心理症状にあわせた「考え方の切り替えのヒント」が21個書かれている。記事の前半はないのだが、自分がどんなタイプなのかを診断するテストがついていたらしい。「自分の性質」がA〜Eの5種類に分類されていて、21個のヒントがそれぞれどの性質の人およびどんな悩みに有効かという情報もついている。

この1枚の表が、今の自分にも有益なものだ!と直感したので、しばらくこれを利用してみることにした。せっかくなので、ここにも何回かに分けて紹介する。

まずは5つの性質をご紹介。A:対人関係葛藤型 B:抑ウツ習慣型 C:普通悪習慣型 D:神経症・強迫観念型 E:絶対中毒症型。
表にえんぴつでマルがつけてあって、当時のワタシはCおよびEだったらしい。

本題の自己コントロールスケジュール表から、まずは2つ引用してみる。(当時のワタシが線を引いたところは強調表示)

1)まず自分が、今日、やらねばならないことをやりおえるようにしよう。それから、やりたかったことをやるようにしよう。
対象症状は、BCD、朝寝坊・不潔習慣・家族ゲンカに特に有効

2)イヤな気持ちになったら、今までに経験した楽しかったことを、思い出してみよう。また、なにか愉快なことをつとめて考えてみよう。
対象症状は、BA、衝動買い・浪費・自殺志向に特に有効

今日はここまで。興味のある方は続編ご期待ください。

ちなみに表の終わりには参考文献が記載されている。『セルフウォッチング』レイ・ホジソン・ピーターミラー著 東京書籍刊。図書館で探してみるか…。

*1:なぜ年号がわかったかというと、切り抜いた裏のページにプレゼントの応募要領が書いてあったから。