セッション

Carol King と James Taylor の公演が武道館であったそうな。行った人によると夢のような時間だったとか。いいな。


…というのは前振りで。私はピアノが弾けるようで弾けない。3才から小学5年生と、中1から…中3ぐらいまで?!やっていたんだけど*1
で、数年前、子ども達が小学校に上がってから、某音楽教室の大人のピアノレッスンに行ってみた。「好きな曲をやりましょうね」ということで、音楽雑誌を持参して「The Rose」などを弾いてみたのだが、つい好きなようにアレンジして弾いてしまって、目の前の楽譜通りに弾けないので、何度も止められて注意される。家で練習するもなかなか治らず、というか、せっかく気持ちよく弾いているのを止められるのにうんざりして、「曲変えます」。
次は楽譜通りが基本のクラシックから。簡単すぎたり、難しすぎて終わらなかったり。そのうち練習がおろそかになり(そういえば練習嫌いだったからピアノで芽が出なかったのよね)、教室のピアノの前で不安症状が出たりして。
やめよっかな、と思っている時に、「発表会があるので、同じ曜日の前後の人と3人で連弾しませんか?」とお誘いがあった。初めて先生の決めた知らない曲を譜読みして、他の人に迷惑かけられないからしっかり練習。3人での練習はとても楽しく、(ミスタッチ病は治らないものの最小限で済み、)無事発表会を終えた。その直後、私はレッスンをやめてしまった。


昨日、とあるカウンセリングのセッションを受けて分かったことがある。それは、私は音楽を通して「他者とのセッション」を楽しんでいるのだ、ということ。
私はコーラスは楽しんで続けている。連弾も楽しかった。しかし、一人でピアノを弾くとなると、レッスンをあまり楽しめなかった。
今思えば、毎回のレッスンを、「先生とのセッション」だと思って臨めばよかったのかもしれない。そうすれば、もう少し楽しめたのかも。もし次の機会があれば、そのつもりでやってみようかな。

*1:おかげで絶対音感ならぬ大体音感はついた