オペラ「火の鳥」おわりました

火の鳥が無事終わりました。動きのついた舞台の本番が終わるとしばらく音楽が体にしみついていて、(余韻なんてものじゃない、ふりほどこうとしてもとれない)今回もなかなか冷静に振り返るのは難しいほどです。昨夜はやっと静かに(頭を音楽が回らずに)眠れたとおもいます。
合唱をやっていて、今回のような「演出」のついたものをやると、普段自分がいかに指揮者に「おんぶにだっこ」だったかがわかりました。演出つきというのは、演出家の「言うとおり」にするのではなく、演出家が大筋を付けたモノに沿って、それぞれが自発的に表現をしたものを、さらに演出家がダメ出ししたりOK出したりしながらつくるのですね。実は音楽だって同じです。合唱だって、指揮者が大筋をつけたものに沿って、個々が表現をして、それをさらに指揮者がまとめる…少なくともボイスフィールドはそういう主体的な音楽のつくりかたをしてきた筈だったんです。それを、思い出しました。
火の鳥自体のレビューになってない(というか、まだ、できない)けど、とりあえず…。