水着入手に不自由したわけ

結局前回日記のあと、販売店(クリーニング店)に電話したところ、なんと、
「ご希望のサイズは、あと1枚しかないんです!上のサイズも下のサイズも、売り切れてます。納入してくれる業者も、ご希望のサイズはもう在庫自体がないって言ってましたから、お手数ですが、直接業者に連絡して聞いていただますか?直接電話した方が学校に届けてもらえますので。」
といわれた。…何それ?!…うちの小学校は開校10年ちょっとで、今更不慣れということもないだろう。それによく見ると近隣の校区4つ分の水着をここの店が扱っている。ますます謎が深まってしまった。かくして昨日は「ご希望のサイズ」1枚だけを販売店で購入し、業者へ電話してとりあえず注文をきいてもらった(在庫は確認しないとわからないといわれたので)。

で、今日になって、「なぜ水着買うのにこんなに不自由したか」理由がちょっとわかった。

今朝その業者から電話があった。希望サイズは業者の手元でも「在庫ナシ」つまり「今から作らないとありません」状態だった。1コ上のサイズならあるとのことだったので、それを届けてもらうことになった。
Jれ:「なんか、今年は大変みたいですね。販売店さんによると。」と水を向けてみると、
業者:「今まで、●小学校さんは、児童数が多い割には、毎年、販売に行っても1サイズあたり5枚とかしか売れなかったんですよ。それが、去年あたりから、どのサイズも販売数が急に増えていましてね。」とのこと。なるほど、一種の『予想外』なわけね。

ちなみに手元の「水泳指導の実施について」という学校(校長名)発行のプリントには、

「水着は今まで使っていたものがあればそれでも結構です。新しく購入される方は、学校指定の水着を購入してください。※水泳帽も水着と同様にお願いいたします。」

と書いてある。去年もそう書いてあった。この一文が効いてるのだ。その他の項目(名前の書き方とか)も細かく書かれたプリントになっている。わたしは去年より前のことは知らないので、今度他の父兄にきいてみようとおもうが、ひょっとするとこれまでとは文言(スタンス)が変わったのかもしれない。

Jれ:「学校の方針が変わったんですかねぇ」
業者:「体育担当の先生のご意見なんでしょうね。来年からどうするんか、また考えさせてもらおうと思ってます」

ふーん。業者も少なからず困っている雰囲気。おもわず「ほかのスポーツ用品店とかで、似たようなん買いましょか?うちはそれでもいいんで。」と言ったが、今日、隣の校区へ別件の納入があり、学校へ届けてもらえるそうなので、そうしてもらうことにした。今日は一人に古いのを持たせたが、これで明日から二人とも使える(サイズ違いだけどまぁそれはどうでもいい)。

去年、夏休みのプール開放(学年別の日時指定)の監視当番に行って、そこへ来ているほとんどの1年生が指定水着だったことに、わたしはものすごく驚いた。てっきり「幼稚園や保育園やスイミングの時の水着をそのまま使うか、市販のいわゆるスクール水着を適当に買っていて、ばらばら」なんだと思っていたのだ。ただ一緒に入っていた6年生男子は、割とバラバラだったが。
そして、今年、数日前、別件で担任の先生とお話したときに、「ところで水着ですけど、なんで(学校指定のんと)違うんですか?」と尋ねられたのだ。*1それでこの(『無意味なユニフォーム』の嫌いな)ワタシが、重い腰を上げたというわけ。

先生からの声なのか、体育担当の方針変更なのか、あるいは、保護者側の意識の変革なのか…。去年の6年生までは、児童数が結構多かった。校区内の住宅開発がひと段落して、今児童数が減っている。保護者会の参加者は少ないが、年に1回のPTA学年活動への保護者参加者率はびっくりするほど高い。そんなことも何か関連があるのかな…。

*1:色が違う程度なら言われなかったかも。トランクスタイプの伸縮しない素材で、プールにぼちゃんと入った瞬間にぶわっと広がるから、めだつのだ。