太陽
「わたしは植え、アポロは水をそそいだ。しかし成長させて下さるのは、神である。」(
コリント第一 3章6節)
わたしとは手紙の筆者である使徒パウロ。コリントスに教会を作りキリスト教を広める際、パウロが信仰の種をまき、熱心なアポロはそれを育てるべく尽力した。ただのちにパウロがコリントスを離れた後、教会の人々は、「パウロ派」と「アポロ派」とに分裂していたという。そこへ送ったパウロの書簡の一節が上記の言葉。
成長させて下さるのは、神である。しかし熱心になればなるほど、いつもそこに在る太陽の存在を忘れてしまう。
自分の心の雲にさえぎられて、太陽を見失うこともある。でも、太陽はいつでも雲の上にある。神はいつもそこにいる。
今日もいい天気。