とことん甘やかす、受け入れる

母校の内田樹先生のblog(3月17日)を読んで...

男性諸氏へ。
高学歴の若い女性の多くは、「いい子にしてないとウチの子じゃありません」式の躾を、過剰なほど受けてきています。
母親から、「ありのままの自分をまるごと受け入れてもらえる」心地よさを、受け取っていないと考えられます。
で、良く言えば向上心が強いのですが、常に「わたし、これでおっけー?イケてる?!」と確認しなければ生きていけないので、非常にストレスをためています。
思春期に自己評価が下がるのは誰でもそうだと思いますが、いつまでたっても、大人になっても、「わたしはわたしのままではいけない」と思いつづけています。
カレシや配偶者に「ありのままの自分」を愛されていても、わからないor信じない場合すらあります。

向上心の強い女性とおつきあいしている男性諸氏には、ぜひ、「ありのままのキミを受け入れているよ」というメッセージを、ひつこいぐらいに送っていただきたいとおもいます。

人は誰だって、野辺に咲く花のように、働かなくても着飾らなくても、ありのまま美しいんです。

それから、彼女が母になったときに、コドモに「良い子のアナタじゃないと駄目」メッセージを発していたら、強く止めてあげてください。

そうじゃないと、「ありのままの自分では生きていけない」という、悲劇的メッセージを、無意識のうちに、後世に受け継いでしまいますので...。

経験者@悪戦苦闘中は語る。