車上荒らし

車上狙いの被害にあった。
4日、夕方5時半すぎ、いつものように保育園の前に車を停めて迎えにいった。遊んでいたコドモを帰り支度させるのにいつも以上に手間取り、イライラしながらやっと園を出て、コドモを車に乗せ、サティに寄った。駐車場に車を停めてカバンからサイフを取ろうとすると、助手席に置いたはずの通勤カバンがない。え?どういうこと?

朝からぼーーっとしていた自覚があるので、もしかして保育園に置いてきたのかしらとまず保育園に戻ってみる。当然ない。呆然。
最近は前と違って車の鍵をロックして迎えに行ってた筈なのに、リモコンキーがちゃんとかかっていなかったのだろうか?

とにかく、コドモを保育園にふたたび見てもらって、交番へ(保育園から70mほどのところに交番があるのだ)。「何がなくなりましたか?」と事細かに聞かれ、必死に思い出して、書類に書いてもらう。財布二つ、キャッシュカード類、クレジットカード類、運転免許、化粧ポーチなどなど一切合財が、消えてしまった...。
家に帰ったら7時半をまわっていた。冷凍焼きビーフン@ケンミンを電子レンジにほうりこみながら、銀行のATMセンターやカード会社に電話してまわる。すると、わたしの預金(このカードだけ唯一わかりやすい暗証番号のままだった)がすでに引き出されていた。また、クレジットカードのキャッシングをしようとして失敗した形跡があるらしい。はじめて、盗られたことが現実としてはっきりと迫ってきた。

そして翌5日。仕事は休むことにした。相方もちょうど休むつもりだったので、一緒に手続きや届出などにつきあってもらう。
で、出かけようとして、相方が、車の鍵が壊されていることに気づく。わたしはリモコンキーだったのでまったく気づかなかったのだが、相方が普通に鍵を鍵穴に差して開けようとしてはじめて、おかしいことに気づいた。周りには一切傷はなく、鍵の内部だけが壊されていたのだ。わたしが鍵をかけそこなったのではなかった。おかしなもので、それがわかってから急に気持ちが落ち込んできてしまった。
以降時系列で簡単に。コドモを保育園に送る → 郵便局で再発行手続きの紙をもらう → 昨日の交番に行くが警官が居ない → 銀行支店で昨日預金の引き出された時刻と場所を聞く → 銀行出張所でキャッシュカード再発行 → 昼食 → カーディーラーで鍵修理の見積り → 関係ないけどパソコン工房に寄り道 → 自動車保険の事故受付と携行品特約の件で電話連絡 → 保育園(早迎え) → 家でおやつ → 警察署で車の鍵の件とキャッシュカードを使われた件を供述 → 帰宅 ああ疲れた。
預金引き出し時刻は、お迎えに到着した時刻から30分後、場所は車で5〜10分のさびしいATMコーナー。鍵の開け方といい、スピードといい、引き出し場所の選定といい、あきらかにプロのやり方である。
帰宅後、別のカード会社から電話があり、そのクレジットカードでもキャッシングの試行があったことがわかる。

現金や品物はわたしの被害だが、キャッシュカードで預金を引き出された件については、被害者は銀行になるそうだ。クレジットカード不正使用ならカード会社が被害者というのはわかるのだが、わたしの預金残高が減ったのにわたしが被害者ではない、というのは、ちょっと理解するのに時間がかかる。

せめて、金目のものでない化粧ポーチとかそういうものは、見つかってくれ...。