まさかの負傷

夕方、Yの小学校の担任の先生から電話があった。休み時間にYとSがぶつかって、こけて、Yは頭を打ったらしい。顕著な症状は見られないけれども、あとになっても痛いと言っていたらしく、家で様子を見ていてくださいとのこと。
電話のかかってきた時点で、まだ二人とも帰宅していない。放課後ひろば(ボランティアさんがついて図書室で遊んだり宿題をしたりする日)に行っているようだ。今日はサッカーがあるのに…。
案の定、サッカーぎりぎりの時間に走って帰ってきて、ばたばた着替えて、Yも様子を聞くまでもなく問答無用で自転車に乗ってサッカーに行ってしまった。
それから数十分後。また電話がかかってきた。こんどはサッカーのコーチから。「Sくんが、プレー中に接触して転倒して、肩を強く打ったので、すみませんがお迎えに来ていただけないでしょうか。」…今度はS?!保険証セットを引っ張り出し、自転車を回収できるように大きい方の車で、とりあえず様子を見に行ってみる。するとSはベンチで左肩を押さえて座っている。近くに行くと、「痛い〜」と泣き始めた。これは相当痛そうですよ。肩を抱くようにして一緒に歩いてみるが、痛いと言い続けている。Yに家の鍵を渡して、病院へ直行することにする。駐車場の車まで、他の子のお母さんがSの自転車を押してきてくれた。まずは近くの整骨院へ。しかしここは鍼灸整骨院で、接骨院ではなかった。あえなく断られ、いつもの心療内科と同じビルの外科へ行ってみる。ところが今度は水曜休診。弱った。携帯で「○○タウン 整形外科」で検索してみると、1件ひっかかった。電話してみると、診療中で、場所は隣の校区の小学校の前だという。車を走らせ、受付で名前を書き、しばし待つ。結構混雑している。待つ間も小さな声で痛いと言っている。
診察室に入って、先生は肩口を触るやいなや、「あ、ここやね」と一言。レントゲンに回される。レントゲン待ちの間に、「あれ〜どうしたの〜?」と声をかけられて見ると、1年と3年のPTA学級委員で一緒だったIさんが!そういえばお医者さんで仕事してるって言ってはったっけ…。さらに保育園で一緒だった親子にも出会う。
さてレントゲンが出来て見ると、鎖骨が肩から3分の1あたりでぽっきりと折れていた。あちゃ〜〜。初の大きな負傷。湿布をはって、クラビクルブレースという固定バンドをして、三角巾で腕をつって、痛み止めの薬をもらった。「緩めですが、とりあえず一週間これで固定しておいて下さい」とのこと。
これで今週末のサッカーの試合とヤマハの検定が飛んでしまった。今期のプールは無理。夏休みには旅行に行く予定なのだが(幸い海やプールではないが)大丈夫なのか?
Sは左利きで、えんぴつは右、おはしが左なので、食事が困る。夕食はスプーンでしのいだ。ちなみに私は舞い上がってしまって、夕食の支度は相方がしてくれた。横からYがお茶わんを押さえたりしている。そういえばYの頭のほうは大丈夫そうだ。