そのまんまでいいよ

日曜日、買い物に行ったら疲れてしまって、しばらく横になる。休息のおともに「ブッダトシッタカブッタ なぁんでもないよ」を読み返していた。

ブッタとシッタカブッタ〈3〉なぁんでもないよ

ブッタとシッタカブッタ〈3〉なぁんでもないよ

「そのまんまの自分」でいいんだよ、っていうメッセージは、何度も目にしている筈なのに、また今日も新鮮に映る。「ココロ」なんて不安定なものにたよらないで、「あなた自身」にたよりなさい、って。
自分自身は今も昔も変わらずここに存在している。外界をどうとらえるか、そしてどう動くか(動かないか)によって、周りの景色がちょっぴり変わるだけ。野の花、空の鳥は、働きもせず紡ぎもしないが、美しく咲き、歌い飛び回る。そうありたいと、願うのは、これで何百回目だろう。願う一方でまたココロや評価に振り回されるワタシ…。そんなワタシがいつでもまたこのメッセージに立ち返れるように、また春がやってきて花が咲くのだろう。「そのまんまでいいよ」って。