火の鳥ヤマト編合唱演出稽古

所属する合唱団ボイスフィールドは、来年1月の「芦屋市民オペラ」に参加することになっている。演目は「火の鳥・ヤマト編」。いわずとしれた手塚治虫原作。作曲演出は青島広志*1。青島さんは、今や「たけしの誰でもピカソ」や「題名のない音楽会」でおなじみの音楽家だが、ボイスとのおつきあいは古く、シアターピースという『合唱劇』形式の作品を過去に何度か一緒にやらせていただいている。火の鳥も(わたしが入る1年ちょっと前に)シアターピース版(オペラのようにソリストばかりが活躍するのではなく、合唱が多くの部分を歌うのが特徴)を、ボイスでやっていて、そのときのビデオは2回ほど抱腹絶倒しながら見せてもらった覚えがある。
さてその市民オペラの、合唱陣の演出稽古が、こないだの土日にあった。通常のオペラの合唱隊は「音の出る壁の花」的な役割なのだが、「火の鳥」では歌い踊る民衆だったり大騒ぎする軍隊だったりと、合唱の動きが多い。ただ今週は残念ながら青島さんは都合で来られなかったので、演出助手の安藤さん*2と生田さんが大筋の振りをつけていった。指示される振りは、軍隊行進、群集の馬鹿馬鹿しい踊り、火事場と色々楽しい。まだ音楽が完全に入ってないから、振りに気をとられるとつい歌い出しを忘れたりするものの、動きがつくと逆に覚えやすくなるところも多い。
本番は2008年1月13日(日)、場所は兵庫県立芸術文化センター中ホール*3。宣材ができたらまたアナウンスします。

*1:はてなのキーワードも一応あるが、姿はここのイラスト参照。

*2:この人とも15年前に共演しているのだが、「○○に一緒に出ましたよね!」と言うと、どうも消し去りたい過去だったらしく、赤面して机に突っ伏してしまった。ということであえて作品名は秘す。

*3:中ホールは主に演劇用だったりする