育樹祭リハーサル

第29回全国育樹祭の合唱隊として、ボイスフィールドからも数人が出るのだが、本番を明日に控えてリハーサルがあった。
朝からあいにくの雨。朝9時、レインコートを着込んで*1ウチから徒歩数分の集合場所へ。
来てないと思っていた人がすでにバスに乗り込んでたりとかいうすれ違いもあったものの、とりあえず集合してバスで会場入り。
しかし雨天では吹奏楽部隊が楽器を出せず、準備ができない。1時間ほど待機テントで待機、その後雨がやんだのでスタンバイをするもまだ楽団が準備できず、結局午前は待機だけでまたテントに戻ってお弁当になってしまった。
食事後やっと楽団と一緒に音出し。寒いので、長くてテンション高い「栄光の架け橋」を歌うと体があったまって、血圧も上がって嬉しかったりする(これまでは疲れるからと不評だった曲)。
さて午後からは通しリハーサル。前半はスムーズに進んだのだが、途中の「三旗入場」あたりからあやしくなってきて、ディレクターから再三のダメ出しが。その間、合唱隊はひたすら座って待つ。前回のリハーサルでも、同じことで何度もやり直しになって、合唱の待ちが非常に長くなったので、オバサマ方はぶうぶう。
合唱隊の席は、仮設スタンドに設けられた階段状の青色ベンチシートで、特に今日のように水がはねたりビニールカッパを着た人が居たりすると、水族館の「イルカショー」の座席以外の何物にも見えない。座面は冷たくて硬いプラスチック。今日みたいな寒い日に、こういう場所におじさまおばさまを長時間座らせていてはいけません...。
わたしは待ち時間用に持っていった本とRio、そしてノイズキャンセリングイヤホンが非常に役立った。
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音楽モードになった耳の状態*2で、テントの下で大人数がしゃべっている中に居ると、頭が痛くなってくる。イヤホンをonにしていれば、後方のしゃべり声は聞こえるものの、前方の声はかなりカットしてくれた。段取り上出番がしばらくないことがわかっている部分では、コレですっかり自分の世界へ逃避していた。
予定時刻を1時間過ぎ、日が暮れかけた頃、やっと全リハーサル終了。大急ぎでバスに戻った時には山あいの会場ではとっぷりと日が暮れてしまっていた。
さて、明日は早朝から集合して、持ち物検閲をくぐりぬけて、本番だ。そろそろ寝よう...。

*1:Far East Cafeの黒のレインコート。ちょっと嬉しい。

*2:最近、ワタシの感覚器は、通常鈍感モードと音楽敏感モードの切り替えをするようになったのだが、サッとは切り替えられない。まだまだ不器用。