[seeds] 4回生の気分、ちょっとだけ

今いる職場の契約が今年度末で切れる。「3回まで更新できる。それ以上は更新しない。」という契約。
もちろんこういう制度には色々と裏道があることは知っている。この職場はとても居心地がよく、わたしのする仕事もここには色々ある。でも、その道も含めて、「来年4月から何しよう」いや「この先わたしは何をやって生きていこう」みたいなことまで、つらつらと考えている。
今は(まだ梅雨バテ中だし)決断をしてはいけない時だというのはわかっているが、だからこそ、まるで就活で悩んでいる4回生のように、「これからどうしよう」ってずっと考えている。
とりあえず1年おうちで休んで、カラダとココロの体力をつけて、小学1年生のフォローと、《越して3年目、いまだに住みよくしつらえていない》家の中のことをするのがいいかもしれない。それから...?!*1

大学4年生のときみたいな、右へ習え的に「そりゃコンピュータ企業に就職でしょ」みたいな、雰囲気も固い頭もないし、身の周りにはさまざまな生き方暮らし方をしている友人知人がいらっしゃる。

  • キャリアエンジニアの道を離れ、30代にしてこれまでの専門分野とは全く異なる大学に(学部1年生から)行きなおして、いま大学院博士課程にいらっしゃる先輩。
  • 家庭で子育てに追われるうち、いつのまにか「おうちで遊ぶ」のがすっかり楽しくなって、職場復帰をやめてWebページ作りやソーイングや手作りにすっかりハマって「あったかい家庭」をつくっている様子の友人。
  • 業界最大手の大会社を辞めて一介のフリーライター業を出発し、8年ほどのあいだに、いまや多くの人の集う同人会をまとめたり、講演に呼ばれたりと大忙しになった(けどやっぱりわたしは取材ライターが好きとのたまう)同級生の会社社長。
  • OG会や父母会や同窓会の立場から学びの場をささえ、ご自分も聖書の学びを深めていらっしゃる大先輩。
  • 育児との両天秤に悩みながらも、福祉関係の資格を取って仕事の幅を広げたフリーのインテリア・空間コーディネーター。
  • 子供が小さい時は通訳ガイド、それから派遣で翻訳、大忙しのかたわらJazzの世界に足を踏み入れ、いつのまにか夜の街で夜な夜な歌う我が姉様。
  • 英文科の4年生のときに予備校にもぐって受験勉強をして、卒論をちゃんと出して卒業後即医大に入って、医者になった友達もいたな。

わたしにとっていちばん大事なことを見失わないように注意しながら、5年後、10年後の、(家族も含めた)将来像を、ぼちぼちと描いてみますか...。

*1:相方は「ソフト会社作って。」とのたまうが、いきなりそれは難しいでしょ...。