ヒバリーヒルズ

30代既婚女性向けファッション雑誌 "VERY"。
シロガネーゼ」「アシヤレーヌ」などの造語を生み出したのはこの雑誌だ。
この造語はだんだんエスカレートしてきている。自由が丘のショップめぐりをする主婦たちを「オカサーファー」、大阪生まれのハデメきれい目女性を「マイドンナ」、吉祥寺でランチをする主婦は「ジョージズ」、横浜の都筑区港北区の白Tシャツの似合うママは「ハマシロ」と呼ばれている(誌上では)。

そして、最近登場したのは、「ヒバリーヒルズ」。まさかと思って目を疑ったが、やはりそうだった。宝塚市川西市との境目近くに位置する高台の住宅街「雲雀丘(ひばりがおか)」。雲雀丘に住み、宝塚でお買い物やランチをする30代主婦(およびそのファッション)のことなのだ。ファッションは、ピンクやゴールドを多用した可愛い甘めのカジュアル(ちょっとエレガント寄り)。
アシヤレーヌとの違いは、「アシヤレーヌは筋金入りのお嬢か桁違いの金持ち、ヒバリーヒルズはそこまででもない」ということだろうか。うちからはどっちもそう遠くはない。そのうち、「ヒバリーヒルズ観察」にでも行こうかしら。