頑張り屋

久しぶりにカウンセリングへ。本日の収穫「頑張るのは時々でいい」。
いつのころからか私は頑張るのが普通になっていた。40になって肩の力が抜けて「苦手なもんは苦手」と認めるのも、すごく、くやしかった。それでまだ普段の生活の中で一杯(というか普通に)がんばっていたようだ。
「頑張るのは、受験勉強だとか、資格試験の勉強だとか、そういう時ぐらいでいいんですよ。」
えー、そうだったんだー。
今まで、色んな人(お医者さんや各種カウンセラー含む)に「よく頑張ってますね。頑張らなくてもいいんですよ。」と言われてきたけれど、なぜだか今日が一番腑に落ちた。本気でがんばるのをやめようと思ったからかな。
でも一抹の不安。「私から『がんばる』を取ったら何が残るんでしょう?」と思わず聞いてしまった。「好きなこと、できることをやったらいいんですよ。」そうかー。

小田さんの「東京の空」に「がんばっても がんばっても うまくいかない」という歌詞があって、いつもそれを聴くと涙が出てしまう。(そのあとは「でも 気づかないところで 誰かが きっと見てる」と続く)

そっか、私って、頑張りすぎだったんだ。

中学受験の勉強で頑張っていい点をとってしまったがために(味をしめたともいう)、その後も頑張り屋さんを続けて、普通は途中で頑張り屋を卒業するはずが、大学も、就職も、仕事も頑張り続けて(好きで頑張っていたので苦にならない部分もたくさんあった)、今度は双子育児で頑張って(これは頑張らないといけなかったので仕方がない)、今は、なんとか仕事を続けようと頑張って、苦手な家事も頑張っていた。今は実はそんなに頑張らなくてもいい時だったのに。
またいつ頑張らなくてはいけない局面が訪れるかわからない。その時のためにも、今は、頑張り屋をお休みしたほうがいいみたいだ。
頑張り屋のみなさん、ずっと頑張り続けないで、おやすみしてもいいんですってよ。