身のほど知るべし

小学生の時は、作文が大の苦手だった。なかなか埋まらない原稿用紙のマス目がうらめしかった。
中高の時に、何冊もの交換ノートに感情の動きを書き綴るうちに、ココロを言葉にするのには慣れてきた。大学生になってもまだ一つ交換ノートをやっていて、相手の文才につられる格好で書き続けた。

入った会社は既に電子メール文化・BBS文化ができあがっていて、ひたすら読んで、書いた。マニュアルを書く仕事もあった。そして、会社をやめてからも、メールやWebコンテンツを書く仕事なんかをやっていた。

でも、最近、作文に苦労しているコドモ達の相手をしたり、ボランティアであれこれ文章を書く機会(と限界を感じる出来事)を通じて思い出した…鍛えられてはきたけれど、やっぱりワタシは作文が得意ではないってこと。
数千人に魚二匹、パン五つという状況なら、持ち合わせを差し出さないことはない。書かずにはおられぬ感情は、今みたいに書き散らしてしまう。でも、所詮それまでの話…。…自覚しておこう。